交通事故にあった際に、通常は事故にあった方が相手方保険会社と自らが加入している保険会社とやり取りをすることになるのであるが、その中で私が経験した衝撃のエピソードをいくつか紹介したい。
エピソード➀
➀まず一つ目のエピソードは、交通事故にあった当事者が自らが加入している保険会社に対して弁護士特約は使えるか確認したところ、「使えない」との回答を得たにも関わらず、私が電話をして確認したところ、「すいません、使えます」と返答してきたことがあった。「使えない」との回答を当事者が信じてしまった場合はどうするつもりであったのであろうか。
エピソード②
②次のエピソードとして挙げられるのは、かなりご高齢の依頼者の方であったのであるが、歩けない程の後遺症を負っていたにもかかわらず、相手方保険会社の賠償金額の提示額が100万円であったことがある。歩けない程の後遺症を負ったのにも関わらず100万円の賠償というのは通常考えられないことである。「高齢の方が書類にサインさえしてくれれば儲けもの」という保険会社の意図がすけてみえ憤ったことを覚えている。