交通事故

後遺症が残った場合

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交通事故にあわれた方の中には、病院による治療のかいなく、後遺症が残ってしまう方もいると思います。後遺症が残るとその後の人生に大きな影響が残ります、人によっては従前の仕事を継続することが不可能になる方もいらっしゃることと思います。そのような人生への悪影響を少しでも緩和するため、後遺症を負った方には後遺症慰謝料及び逸失利益(後遺症により減った仕事のパフォーマンスを計算します)を金銭に換算し、保険会社に請求する権利があります。しかしながら、後遺症を認定する作業については保険会社が率先してやってくれるわけではなく、本人が専門の機関にその認定を依頼する必要があります。以前私が担当した事件で後遺障害があるにも関わらず保険会社が100万円で示談するよう提案をしてきた案件がありました。歩けない程の後遺症を残したのにもかかわらず100万円で示談とはあまりにふざけた保険会社だと憤ったことを覚えています。結果的には粘り強く後遺障害認定申請を行った結果最終的には2500万円以上の賠償金を獲得することに成功しました。後遺障害認定の申請は、本人から事情を聞きとり、必要に応じて臨機応変に証拠を作成して立証していく必要があります。この証拠の作成は弁護士の腕の見せ所でしょう。従いまして、後遺症が残った方は、熱心に事情を聞き、証拠を作成してくれる弁護士にご依頼されることを勧めます。弁護士に依頼した結果、賠償金の額が数倍になることは珍しくないことです。

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